キャンプというと、キャンプ場に宿泊して自然の中で食事やアクティビティを楽しむイメージですが、どうしても時間がとれない時には、デイキャンプという方法もあります。
初めて購入したテントやタープをゆっくりと設置練習をしてみることもできます。1回設置が完了してしまえば、妙な自信がつきます。デイキャンプ=ギアの予行練習もOKです。
そんなデイキャンプを120%どのように楽しむのか、ご紹介していきます。
デイキャンプとは。。。
キャンプ場において、デイキャンプの利用時間の目安は、朝(9時~11時チェックイン)夕方(16時~17時チェックアウト)なので、時間が限られています。
利用料金は、例えば、大人2名+子供2名+車で、フリーサイトや区画サイトを利用する場合、おおよそ3,000円~6,000円を目安に考えておきましょう。バンガローやキャビンを利用する場合は、1万円以上かかります。
各キャンプ場のサイトで料金を必ず確認の上、予約するようにしてください。分からないことがあれば、直接電話で問い合わせて確認した方がよいです。
急にデイキャンプがしたくなったら、当日の朝にキャンプ場へ電話連絡してみましょう。
もし、空き区画があれば、こころよく受け入れてくれるところもあります。
週末は、予約客でなかなか受け入れてくれるのは難しいですが、平日は逆に穴場です!
ただし、平日休みのキャンプ場もあるため、ホームページ等で必ず確認しておきましょう。
また、冬季は閉鎖しているキャンプ場もありますので、ご注意ください。
デイキャンプの定義とは
デイキャンプとは、文字どおり日帰り(DAY)でキャンプ(CAMP)をすることです。宿泊しないので、キャンプギアの重装備品(テント、シュラフ他)の用意は必要ありません。
だから気軽にあなたの好きなように自然の中で楽しむだけ!それだけでいいんです!
デイキャンプは時間が限られているので、まずは一番やりたいことだけ最優先に考えて他のことはあとにしましょう。
でも、心配性な人ほど、いつものように大型テントやBBQコンロなど必要以上のギアを持ち込んでくるキャンパーを見かけます。
これでは、せっかくのデイキャンプが、ギアの設置と撤収作業に多くの時間を費やしてしまうため、消化不良で終わってしまい、かえって疲れに行くようなものです。
もっと身軽になれば、断然楽になります。極論ですが、キャンプチェア一脚だけ持ち込んで、自然の中で深呼吸するだけでストレス発散できます。是非やってみてください!
どこでデイキャンプできるのか?
デイキャンプ初心者は、まず行きたい「キャンプ場」にデイキャンプの設定があるどうか、ネット検索してみよう。
キャンプ場以外には、野営(河川敷、公園、道の駅)という選択もあります。
しかし、野営できる場所かどうか判断できない場合には、デイキャンプすることは止めておきましょう。せっかくのデイキャンプなので、トラブルに巻き込まれることは避けたいですからね。
昨今は、キャンプブームなので、たいていのキャンプ場には、デイキャンプの設定があります。ネット検索してキャンプ場の選定に迷うようであれば、自宅から近い場所に行ってみましょう。
自宅から遠方のキャンプ場を選んでしまうと、高速道路で予期せぬ事態(渋滞や事故)によって到着までに想定以上の時間がかかってしまうケースもあります。
そうなると、デイキャンプできる時間が極端に少なくなってしまいます。
なので、初めのうちは無理しないようにしてください。
私も自宅から遠いキャンプ場に行って、デイキャンプをしたことがありますが、苦い思い出があります。
以前、週末に現地へ向けて朝早く、車で出発したものの、恐れていた高速道路の渋滞に巻き込まれてしまった結果、現地到着が昼過ぎになってしまいました。
結局、予約したキャンプ場でのデイキャンプは、キャンプ飯をあわてて作って食べただけで、トンボ帰りしました。
デイキャンプの場合、憧れのキャンプ場へ行くのもよいですが、自宅からの距離を最優先に考えて、なるべく近場のキャンプ場へ行くことをおすすめします!
関東地区でオススメ!!「デイキャンプ場」をご紹介します。
キャンプ場 | 成田ゆめ牧場キャンプ場 |
住所 | 千葉県成田市名木730 |
電話 | 0476-96-1001 |
URL | https://www.yumebokujo.com/camp.html |
デイキャンプ期間 <通年営業> | 【6~11月】平日:9:30~16:30 土日祝:9:30~17:00 【12月~2月】平日:9:30~16:00 土日祝:9:30~16:30 |
キャンプ場 | 緑の休暇村 青根キャンプ場 |
住所 | 神奈川県相模原市緑区青根807 |
電話 | 042-787-1380 |
URL | http://aonecamp.jp/ |
利用時間 | 8:00~17:00 ※予約不要&直接現地受付 料金リーズナブル! |
キャンプ場 | 大洗サンビーチキャンプ場 |
住所 | 茨城県東茨城郡大洗町大貫町1212-57 |
電話 | 029-267-2234 |
URL | https://sunbeach-camp.org/ |
デイキャンプ期間 <通年営業> | 11:00~17:00 ※日帰りBBQサイトがあります。 |
デイキャンプでもキャンプ気分を十分満喫できます。あなたも是非TRYしてみてください。
持ち物は最低限でOK!
宿泊しない分、重装備は必要ないので、必要最低限の持ち物で楽しめます。
初めて購入したテントやタープなど初張りしてみるには、デイキャンプはおすすめです。
デイキャンプなので、基本はランチ時のキャンプ飯を中心に必要最低限のものを持っていこう! 自然の中で炊いたお米は超まいう~!
大人数で行く場合には、あらかじめBBQセット(グリル+食材+皿コップ箸まで)など事前予約しておくと、手ぶらで行けるところもあります。
キャンプ飯の準備はテンションが高ぶっているので楽しいものの、食べ終わった後の、後片付けは面倒な上、テンションが下がります。
ここに時間を費やすのはもったいないので、できれば洗い物は自宅に持ち帰る方法もあります。
とにかく楽しむ時間を多く作るようにしましょう!
自然の中でのんびりしたいというのが目的ならば、ハンモック + 読書という選択肢もあります。
キャンプ飯に興味がなければ、コンビニを活用して、おにぎりやお弁当を買って持ち込めば、好きな時に食べられます。これだとキャンプ飯のギアを持っていく必要もなく、持ち物が減ります。
デイキャンプは、限られた時間内で何を目的とするのか、行く前によく考え、必要最低限の持ち物を準備するようにしましょう。
BBQグリルなどは現地でレンタルすれば、後片付けの手間も省けるのでオススメです。
旅行へ行けない人達がキャンプへ押し寄せた結果。。。
2020年は春先から新型コロナウィルス感染防止や政府の緊急事態宣言によって、「Stay Home」を余儀なくされてきました。
そんな中で、3密(密接、密集、密閉)を避けることができる遊びのひとつとしてキャンプに注目が集まりました。
3密を避けてストレス発散もできることから、ファミリー、グループ、ソロキャンパーと多くの初心者キャンパー達がこぞってキャンプ場に押し寄せました。
特にグループキャンパー達の近くのサイトでキャンプすることになった時、デイキャンプといえども、空きサイトがあれば、区画の移動をお願いする方が気持ちよく楽しめます。
なぜならば、グループキャンパーは初めのうちは、楽しくワイワイやっていますが、次第に飲酒量が増えてくると、ルール違反やマナーの悪さ(大声で騒ぐ、音楽のボリュームを上げる、泥酔者の嘔吐物を放置)が目立ちます。
不快な思いとストレスを発散できないまま、デイキャンプ場することは、とても残念です。
キャンパーは、デイキャンプでも、宿泊を伴うキャンプであっても、きちんとルールやマナーを守って遊ぶのが基本です。守れない方は退場してもらいましょう。
デイキャンプは、どう楽しんだらいいか?
限られた時間内で何を目的とするのか、事前に計画しておきましょう。
ランチがメインなら本格的にキャンプ飯を作ってみよう!
コンビニ飯を活用すれば、キャンプ飯以外のことに時間を費やせます。
デイキャンプを楽しむ方法は、キャンプ飯、スポーツ、釣り、読書、焚火などがあります。また、物思いにふけるのも贅沢な楽しみ方の一つです。
そんな各ジャンルの楽しみ方や用途、参考商品をご紹介します。
楽しみ方① | 用 途 |
キャンプ飯 | 本格的な料理~簡単なものまで、コンビニ飯でもOK |
楽しみ方② | 用 途 |
スポーツ | 現地のアスレチックスで体を動かす。バトミントン、サッカー、野球(キャッチボール)、 |
楽しみ方③ | 用 途 |
釣り | 海や川沿いのキャンプ場や場内に釣りができるキャンプ場 |
楽しみ方④ | 用 途 |
読書 | キャンプには最高! ハンモックがあれば、非日常空間の中で没頭できます。 |
楽しみ方⑤ | 用 途 |
焚火 | 焚火をしながら温まるだけでなく、キャンプ飯の利用にも役立ちます。 |
季節に合った服装と荷物の量を考えておきましょう。また、キャンプ場へ行く時には、虫除け(虫よけスプレーや虫さされ用薬、蚊取り線香)グッズを忘れずに持っていくといいですよ!
とにかく気軽に好きなように自然の中で思いっきり自分流を楽しめばよいだけです!
睡眠で疲れをとることも大事ですが、自然の中に飛び込んで、デイキャンプを存分に満喫してみてください。
まとめ
とにかく気軽に好きなように楽しめばよいだけ!
自然の中で食べるキャンプ飯は最高! 後片付けが面倒ならば、現地でレンタルを考えよう
ルールとマナーは必ず守ること!!
ゴミはなるべく持ち帰り、帰る前にもう一度確かめましょう。ゴミを出さないこともキャンプのマナーです。