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【ベースキャリアの活用方法】クルマの積載容量がアップすれば、楽しみ方は無限大!!

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クルマのカーゴスペースに荷物が収まりきれなかった経験は、誰しも一度はあるはずではないでしょうか。

とかく、アウトドアなどのレジャーで車を利用して出かける時、持っていきたい荷物があれもこれもと多くなりがちですよね。

けれど、カーゴスペースにも限界があるし、すぐにクルマを買い替える訳にもいかないとなれば、クルマのルーフにキャリアを積載(積む)する方法を考えてみてはどうでしょうか。

今回は、キャリアの中でもキャリアカーゴ、ルーフボックスに焦点を絞ってご紹介します。あなたの愛車でも、買い替えた後の車でもベースキャリアさえ購入しておけば、長く愛用できるので、ぜひ検討してみてください。

キャリアの種類

キャリアカーゴ

カーゴいわゆる籠(かご)またはバスケットの形をしたもの。梯子(はしご)状のラックにネットやベルトで縛って荷物を固定するタイプ

車キャリアバスケット出典:THULE

 ルーフボックス

フタ付のボックス型の収納スペースで密閉性や防水性が高く悪天候でも使用が可能

車ルーフボックス 車 ルーフボックス 開錠した画像

出典:INNO

サイクルキャリア

ルーフやカーゴの背面に専用のアタッチメントを取り付けて自転車を載せて運びます。

サイクルキャリア

出典:TERZO

 

スキー・スノーボード用アタッチメントキャリア

ウィンタースポーツを好む方ならば、一度はルーフに取り付けたことがあることでしょう。

 

出典:TERZO

国内取扱い主要メーカー

とにかくベースキャリアさえ購入しておけば、汎用性があります。

たとえ愛車を買い替えたとしても利用できるし、別のアタッチメント類を購入すれば、用途も広がります。

ベースキャリア(土台)と関連製品を販売しているメーカーは主に以下の3社です。

THULE(スーリー)

北欧のスウェーデンが本拠地の海外ブランドのメーカーです。

なので、ベンツ、BMWなどの輸入車にも適合する製品もあります。ベースキャリアも豊富にあるので、目的や用途別に選べます。

ただし、日本でしか販売されてない軽自動車には適合しない場合があります。ウェブサイトなどで確認しておきましょう。

TERZO(テルッツオ)

日本の自動車用品メーカーである「PIAA」が立ち上げたカーキャリアのブランドです。

日本車をメインにベースキャリアを開発しているので、適合車種が豊富にあります。軽自動車用のものも当然ラインナップがあります

INNO(イノー)

国内の自動車用品を製造販売している「カーメイト」が立ち上げたルーフボックスのブランドです

もちろん軽自動車用のものもありますアタッチメントなど豊富なパーツも数多くあり、ルーフボックス派の方はこのブランドをチェックしておきましょう。

ベースキャリアを装着

ベースキャリアをクルマ本体へ装着する前に、地上で部品を仮組みすることをオススメします。

スーリーキャリアバスケット装着車両

まず、バーのスリットを説明書に記載されている位置までフットを差し込んでみましょう。

続いて、キットの部品である金具類を、フット部分に取り付けます。

クルマのルーフ部分の両側で山状に盛り上がった黒い部分が「ダイレクトルーフレール」です。ベースキャリアを設置し、付属の工具で固定していきましょう。

ベースキャリアをルーフレールに固定する際、付属のトルクレンチという工具を使用します。

先端部分をフットの穴に差し込んで回してみると、カチャカチャっと音がしたら固定された合図です。締めすぎにはご注意ください。

左右均等に締め付けるために、出来れば取付作業は2人で同時に行うのがベストです。1人でも取付作業はできちゃうので大丈夫ですよ!

片側だけを完全に締めつけずに、両側を交互にゆっくりと締めていくのがコツですよ。

キャリア取付初心者でも、作業時間は仮組みから装着までに30分程度で終了できちゃいます。メッチャ簡単で難しくないですよ。

装着と積載、固定方法のコツ(ベースキャリア編)

ラックはベースキャリアに載せて、固定するだけでOKなので簡単です。

大きさと重さにもよりますが、ルーフへ持ち上げることを考えると、できれば2人で作業を行うのが理想です。

なぜならば、手が滑ってルーフに落としてしまうと愛車を傷つける恐れがあります。一人での作業の場合、滑り止め加工のある軍手をして作業することをおすすめします。

スーリー(THULE)製品の場合、ースキャリアのバーにあるスリットへ、ルーフラックの四隅にあるネジをスライドして差し込んでしまえば、ほぼ完成となります。

ワンボックスや車高のあるクルマでなければ、ドアを開けて、ステップに足を掛けて作業することでも可能です。でも、脚立があれば作業効率がアップしますよ。

荷物を載せる場面を想像すると、ラックが車体からはみ出さない範囲で、左右どちらか片側にラックを寄せて装着する方法もあります。

ただし、クルマを真正面から見ると、かっこよくはないと思うかもしれません。

どうしても見た目が気になるという方は、ルーフのセンター位置に取り付ければ、外観のスタイルもかっこよくなります。

ルーフラックの固定方法

ルーフラックをベースキャリアに載せた後は、ネジ4カ所を締め付けるため、それぞれに付いているハンドルを手で回して固定します

無事に固定が終了したら、ラック全体を前後左右に揺らしてきちんと固定されているかどうか必ず確認しておきましょう。

進行方向に対して斜めになっていたりすると、走行中に固定した部分が緩んで外れて、荷物の落下など重大な事故に発展する可能性もあります。ここがポイントです。

問題がなければ、最後にカバーを被せて、しっかり固定すれば、これでもう完璧ですよ。

荷物の置き方にコツはあるのか?

例えば、収納ボックス2つ、チェア2つ、折り畳み式ワゴン1つ、コット1つを隙間ができないように、ルーフラックに配置していきます。

クロストレック ブーストギアコンセプト ルーフ積載車両

その際、バックドアにギアがぶつからないように注意して積込みすることです。

高さや体積が大きい収納ボックスなどは前側に設置し、その周囲を他の荷物で囲むように配置します。

積載を終えたら荷物をベルトやロープでしっかりと固定しましょう。運転中に荷物が揺れ動いて落下するのを防ぐため、伸縮性のない製品をチョイスするのがマスト条件です。

そこで、ルーフラックなどの装着車を動画に収めたものがあります。よろしければ、あなたの愛車ドレスアップのヒントになれば、幸いです。ご視聴してみてください。

車内に入れたくないものを積載してみよう!

キャンプをする場合、車内になるべく入れたくない薪やゴミなどは、ボックスなどにまとめてルーフラックへ積み込むとよいでしょう。

でも、走行中に飛び散らないよう工夫しておきましょう。

特に、雨天で濡れたテントやタープなどは、ボックスに入れてルーフラックに積めば、愛車のカーゴ内は汚れませんよね。

ただし、帰宅後、なるべく早めに濡れたキャンプ道具類は、陰干しなどして乾かしてください。さもないとカビなど発生してしまう恐れもあるので、気を付けてください。

メリットとデメリットとは

ルーフラックのメリットを中心に紹介してきました。でも、どんなものでもデメリットは付き物です。
そこで、今回はルーフラックのメリット、デメリットを列挙してみました。

 

【メリット】
フレキシブルに積載、固定できる。
自由度が高く ・濡れたり、汚れたりした荷物やゴミでも積載可能
濡れた状態の荷物を載せてたら、走行中に乾く?!(かもしれません)
ルーフボックスに比べて値段がリーズナブル
見た目にアウトドア感がプラス
【デメリット】
雨、風、日差しの影響をダイレクトに受けるのでなんらかの悪影響あり
積み降ろしの際、ベルトやネットの作業に手間がかかる
むき出しの積載のためセキュリティ面には多少不安はある
載せる荷物によっては空気抵抗を強く受けるため走行が不安定になる
高速走行での風切り音が気になるケースが多々あります

ルーフボックスは新品で購入すると、高額でかなり大きなものです。

まだ利用できるにもかかわらず、処分したくない場合、フリマやオークションに出品するという方法もあります。

経年劣化して廃棄する場合には、各市町村のごみ出しのルールに従って処分してください。(大抵は有償になります。)

車高の問題

がさばる荷物の積載や荷室容量がオーバーになってしまう車内を簡単にスッキリさせてくれるのが「ルーフラック」の最大のメリットです。
ルーフカーゴ装着車
でも、必ず確認しておきたいのが、ルーフラックなどを取付けた時の車の高さ、車高です。
一般的な立体駐車場では、車高が2m以上になると入れないケースも見受けられます。
収納スペースがほしい軽自動車はもともと、車高が高いので、特に気をつけてください。
一方、マンションの機械式駐車場では、主に車高が1550㎜の制限があります。
SUV車全盛の時代ですが、この制限があるために、欲しいクルマをあきらめざるえないこともあります(泣)

まとめ

私自身、車の荷室のデッドスペースを活用しながら、うまく収めたつもりでも、最後の荷物が積めなくて、泣く泣く必要な荷物だけ選別して積み直した苦い思い出が多々あります。

でも、決して大型のSUVやキャンピングカーばかりではなく、小型車やセダンタイプのクルマでもルーフへキャリアを装着して走っています。

たとえ軽自動車や小型車であっても、クルマのルーフ上にキャリアカーゴやボックスを積載するだけで荷物を多く積むことも可能です。

なので、現在の愛車では荷物が入りきらないなど積載方法に困っている方は、ベースキャリアにキャリアカーゴ、キャリボックスなどを装着してみることをオススメします。

ベースキャリアは短いものでなければ、クルマを買い替えた後でも、利用できるものが多いです。アタッチメントを適合するものに交換装着すれば、有効活用できます。

ただし、気を付けなければならない点は、ルーフ装着した際の車高がどのくらいあるのか、道路交通法に違反せず、ルールを守って、楽しいアウトドアライフを過ごしましょう。