高速道路のSA・PAは、休憩してガソリン給油するだけではもったいないです!
リニュアルして巨大化したサービスエリアは、ショッピングモールのように一日中居ても飽きません。
SA・PAを探訪してきた中から、その見どころをご紹介します!
あなたも高速道路を走って、SA・PAで新しい発見をしてみませんか。
高速道路SA・PAはどんなところ。。。
SA・PAはグルメ以外も充実してます。
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)は、いまや単なる休憩場所だけではなく、おいしいグルメ以外にも新しい発見の場でもあります。
近年は、各高速道路会社がSA・PAを全面リニュアルして建物の巨大化、駐車スペースの拡大、飲食店舗他の充実を図り、利用者の満足度を高めるため、新たなビジネスモデルを展開しています。
2005年10月1日以降、日本道路公団から民営化後、各高速道路事業会社は、これまでサービスとは無縁だったSA・PAを大改革を始めました。利用者のことを考えた様々なサービスを導入して変貌を遂げてきました。
道路公団時代のSA・PAは、建物内が薄暗く、どことなく清潔感に欠けていて、トイレ休憩さえ終われば、すぐに次の目的地へ出発するという滞留時間が短いものでした。
しかし近年、SAは巨大なショッピングモールと化し、PAも定番グルメだけでなく、ご当地名物をおみやげにして販売してます。
SAの中でも、人気利用者数ナンバーワンは、東名高速道路「エクスパーサ海老名」です。一日の利用者数が上り下りの施設併せて平日5万人、休日10万人が訪れます。
では、新たに生まれ変わったSA・PA内の最新情報もまじえてご紹介していきます。
SAは、人と車が必要としているサービスを提供できる休憩施設です。例えば、人が必要としているサービスとしてはトイレや休憩所、車が必要としているサービスとしては駐車場やガソリンスタンド等があげられますね。ただし、全てのSAでそういった施設があるのかといえばそうではなく、利用状況に応じて、レストランが無いSAやガソリンスタンドが無いSAもあります。
一方で、PAは、ドライバーの皆さんの疲れや緊張をとるためのサービスを提供している休憩施設です。トイレは全てのPAにありますが、売店やガソリンスタンド等は、利用状況などを検討したうえで設けるかどうか判断することになりますので、必ずしもあるわけではありません。逆を言えば、利用状況に合わせて、売店が充実していたり、ガソリンスタンドが設置されているPAもあるため、提供しているサービスの内容で、SAとPAを区別することは難しいんです。
SAやPAは、高速道路をお客さまが安全・安心にご利用いただくために必要な施設ですから、設置の間隔が重要なポイントですよね。PAはだいたい15km間隔に一つ、SAは50km間隔に一つを目安に設置することになっています。(ただし、路線の特徴などを総合的に勘案して設置する場所を決めるので、必ずしもこの距離毎にあるわけではありません。)
引用:https://www.driveplaza.com/
SA・PAは単なる休憩場所ではなかった。
高速道路を走るとき確認しておきたい情報
出典:https://news.allabout.co.jp/
高速道路の渋滞や事故による通行止めなど、インターネットやテレビで事前に情報確認しておけば、快適にドライブを楽しむことができます。
高速道路では、いつ交通事故が発生し、渋滞や通行止めになるのかわかりません。事前に確認しておけば、時間をずらしたり、別ルートへ変更したりと回避できるからです。
せっかく頑張って準備をしたのに、いざ出発して高速道路を走ると、いきなり渋滞に巻き込まれてテンションが下がった経験があるかと思います。
そうならないためにも、出発前の準備に道路情報を確認することで、こころの余裕ができます。
私はスマートフォンの中に渋滞情報のアプリを入れています。首都高速他、地域ごとに分かれていて遠出をする時も大変役立っています。
また、渋滞情報と併せて、出かける当日の天気予報も気になります。私はウェザーニューズのアプリで出発地や目的地の天候状況の確認をします。
ドライブを快適に楽しむためにも、利用する高速道路情報や天気予報を必ず確認しておくことをおすすめします。
サービスエリア・パーキングエリアの活用方法
リニュアルしたSA・PAは、トイレ休憩やガソリンの給油だけでは、もったいない!立ち寄りたくなる仕掛けがいっぱいあります。
単なる休憩所から脱却して、充実したフードコート、おみやげ、コンビニ、カフェ、犬連れの方にはドックランを併設したりしてます。長時間居ても飽きないコンテンツがそろっているからです。
例えば、準備万端で出発したものの、意外と忘れているのが、現金を下ろすことです。 でも、SA・PAならば、銀行ATMが設置されてたり、24時間営業のコンビニ内にもATMの機器があり、いつでも便利に利用することができます。
いまやサービスエリアは一大ショッピングモールのように変貌をとげています。これからも新しいコンテンツが充実していくと思うとワクワクして行ってみたくなります。
SA・PAでおすすめのグルメを楽しもう。
出典:https://style.nikkei.com/
カレーライス、ラーメン、うどん、そばと言った定番メニューも立派なグルメですが、SA・PAにはここでしか味わえないご当地人気グルメがあります。
巷で人気のお店がSA・PAへ出店することもあります。わざわざ行列に並ばなくても同じ味を堪能することができるため、意外と穴場です。
SAで注目したいのは、東名高速道のエクスパーサ海老名(下り)です。
エクスパーサ海老名の下りといえば、2018年4月に48時間で2万7,503個を販売してギネス世界記録となった「海老名メロンパン」で有名なパン屋「ぽるとがる」があります。私もここに立ち寄ると必ず買います。
2020年7月22日には大幅リニュアルされて、フードコートやショッピングコーナーが新しくなり、初出店のお店も加わり、ますます活気ある施設となりました。
一方、PAで気になる施設は、関越自動車道の赤城高原PA(下り)です。ここには日本三大うどんのひとつ群馬県名物「水沢うどん」がレストランあかぎ庵で食べられます。おすすめは、水沢海老天ざるうどん(1,450円)です。
また、北陸自動車道栄PA(下り)には、新潟のソウルフードです。薄い衣のカツに甘いしょうゆだれが絶妙にマッチしていて、ごはんをおかわりしたくなります。新潟タレカツ丼(820円)ご賞味ください。
例えば、SA・PAでお腹が空いて、何か食べたい時、今まではカレーライス、ラーメン、うどん、そばと言った定番メニューしかありませんでした。巨大化したサービスエリアでは、回転ずし、ファミレス、マクドナルドもあり、レパートリーも幅広くなっています。
高速道路を利用する際は、SA・PAへ気軽に立ち寄って、ご当地限定グルメを食べてみよう。ドライブがより楽しくなります。
実は一番楽しいのは、地域産品のショッピング!
高速道路のSA・PAでは、おいしいグルメを味わうことは楽しいです。また、ショッピングコーナーでお得な地域産品を発見することも楽しみのひとつです。
地域産品を発見したら、じっくりと商品を吟味し、おみやげにするか、自分用に買っていくのか、納得の上で購入した品物には愛着がわいてくるものです。
普段はスーパーマーケットで販売している野菜や果物を買います。
しかし、高速道路サービスエリア内のショッピングコーナーにも、新鮮で値段の安いご当地産品を買えます。
帰り道のSA・PAにご当地産品が販売されていれば、是非一度買って帰り、当日中に召し上がっていただくと、旅の思い出とともにおいしくいただけます。
私がよくリピート買いするのは、館山自動車道(下り)市原SAのショッピングコーナーにある、ピーナッツクリーミーバターです。地元県産の落花生を使ったなめらかな味わいです。
一度でも地域産品を買って満足感を味わったら、必ずそのSA・PAのショッピングコーナーに立ち寄ります。前回買った品物を探したら、今度は新しい発見を求めて歩き回ります。
これからも進化を続けるSA&PA
グルメだけではないその他の設備もチェック
出典:https://sapa.c-nexco.co.jp/
新しくリニュアルしたSA・PAで気になる点は、清潔感のある館内フロアはもちろんのこと、一番は薄暗く、臭い、汚いトイレが劇的に変貌を遂げた点です。
ドライブでSA・PAに立ち寄る最大の目的は、休憩を取ってトイレに行くことです。その重要なトイレは清潔感があり、清掃の行き届いたリラックスできる空間になったからです。
特に女性用のトイレには、お金がかかっていて、高級ホテルのロビー風のものやシャンデリアがあったりと非日常空間を演出しています。
学校にあるトイレも、薄暗く、臭い、汚いイメージがありました。よく我慢して家のトイレへ駆け込む事態も多々ありました。
評判のよくないトイレは徐々にリニュアルされて、清潔感のある明るい空間になっていきました。
高速道路のSA・PAに立ち寄ると、真っ先にトイレに向かい、どこもリラックスした空間でとても癒されます。近年では温泉や宿泊施設のある変わったSAもあり、是非癒されに行ってみたいです。
ツーリングに役立つ情報
ツーリングで気になることは、SA・PAで休憩して出発前に目的地までのルートが正しいか、渋滞や通行止めの最新情報を知りたいのです。
SA・PA内にあるハイウェイ情報ターミナルで道路情報を確認すれば把握できます。
しかし、今はスマートフォンを一人一台持っている時代で、エリア内で無料のフリーWifiを利用すれば、いつでも経路等の確認が可能です。
携帯電話もない時は、SA・PA内の無料のロードマップや本屋で購入した分厚いマップでルートを確認しながら目的地へ向かっていました。
車にはナビゲーションシステムが搭載され、バイクもスマートフォンの地図アプリを利用することで誰でも迷うことなく目的地へ行ける時代になったのです。
いまやスマートフォンさえあれば、ツーリングに役立つハイウェイ情報はもちろんのこと、おサイフ機能もあれば、館内でキャッシュレスで買い物ができます。果たして今後どこまで進化していくのか楽しみです。
まとめ
民営化後、大きく変貌を遂げた各高速道路のSA・PAは単なる休憩場所やガソリンの給油所ではない利用者を意識した付加価値のある施設になった。
サービスエリア(SA)は地域特性を活かした一大ショッピングモールへと変貌を遂げた。
目的地への途中に立ち寄るだけの施設でしたが、SA・PAを目的に訪れる利用者も多く、人気の施設に成長してきた。
お休みを利用して、興味のあるSA・PAがあれば、是非探訪してみることをおすすめします。