普通に撮影しただけでは、撮れそうにない動画をYouTubeで見かけたことはありませんか。
ドローンの撮影動画にも驚きましたが、本格的にドローンを飛ばすためには、資格や免許等必要です。
でも、モトブログならば、資格や免許も必要ない(二輪免許を除く)ので簡単に始められます。
では、モトブログとは、いったいどういうものなのか? 実際にハマった私がご紹介いたします。興味のある方は是非やってみましょう!!
今回はGo Pro HERO9 BLACKをネックストラップに取付けて走行動画を撮ってみました。
モトブログってなに??
モトブログというと何を想像しますか? ブログは聞いたことあるが、モトってなに?
モトブログ(MotoVlog)とは、Motorcycle Video Log のことです。
Motorとは、Motorcycle=エンジンを装備した二輪車、いわゆるバイクのことです。
Video blog(Vlog)とは、自分の好きなことを文章で表現するブログの動画版のことです。
モトブロガーとは、このモトブログを投稿する人のことを指します。
モーターサイクル(二輪車)のヘルメットにカメラを付けたり、ハンドルに固定したり、首からぶら下げたりして、ライダー目線に近い形で動画を撮ります。
また、ヘルメット内に外部マイク(ピンマイク)を固定して、ライダーが喋りながら走行できるとLIVE感溢れるモトブログ動画になります。
一方、バイクのマフラー排気音やカメラを後方に設置(車のドライブレコーダー同様)して動画を撮る方もいます。普段なかなか目にしない光景をYouTubeでは気軽に目にすることができます。
走る方向にカメラを向けて、ライダーの前方を映す+音声を録ることがモトブログの基本です。慣れてきたら、普段見ることができない角度から動画撮影してみるのも面白いでしょう。
高速道路でモトブログ動画を撮影する際、一般道より安定して走行できます。空気抵抗は速度の二乗に比例し、身体は風圧に耐えなければなりません。
設置したカメラも同様に風圧がかかります。しっかりと取り付けておかないと、カメラが脱落して大事故につながる恐れもあるので、十分注意が必要です。
高速道路での動画撮影に挑む前に、道路が空いている休日に自宅付近を走って、試し撮りしたり、カメラを取り付けたネジのゆるみがないか、事前に確認しておきましょう。
モトブログを始めるのに必要なものは?
一眼レフカメラでは、モトブログ動画は撮影できません。
スマートフォンには、写真や動画を撮影する機能はあります。でも、動きの速いものは、手ぶれが激しく、撮影動画を確認してみると、とても見ていられないくらいブレブレになってしまうことがあります。
モトブログ撮影を始めるには、専用のアクションカメラや必要な機材等準備すれば、誰でも簡単に始められます。
では、モトブログに必要なものをご紹介していきます。
アクションカメラ
必需品ですので用意しなければなりません。YouTube動画をお考えの場合、解像度「1080P」以上、フレームレート「30fps」以上に設定できるものを選ぶようにしてください。格安のアクションカメラも販売されておりますが、性能や機能面で劣るので、あまりオススメしません。記憶媒体(MicroSDカード)や予備バッテリーも必ず用意しておきましょう。
参考商品 GoPro ソニーアクションカム、 DJI OSMO Action Insta 360 ONE R
MicroSDカード
カメラ映像を記録するためのものです。おすすめは、64GBもしくは128GBのメーカー品を買うようにしましょう。予期せぬトラブルのことも考えて予備を用意しておくとよいです。
カメラマウント
多くのモトブロガーに人気のあるものは、ヘルメットマウントです。ヘルメットにカメラを固定するためには、取り付けるためのマウント(土台)が必要になります。純正部品以外のメーカーからも多くの商品が販売されています。中でもGoProの純正品が好まれています。
外部マイク
風切り音を抑えて、クリアな音声を録音するには、カメラ内蔵マイクの代わりに外部マイク(ピンマイク)を使用しましょう。外部マイクは、できれば、評判のよいマイクを選びましょう。また、風防があると、映像とともにクオリティの高い音声になります。
レンズカバー(保護シール)
走行中に虫やほこりでレンズが汚れてしまうと、せっかくの画像が台無しになってしまいます。レンズカバーを必要としない方でも、スマートフォンと同様に保護シールは貼っておきましょう。
レンズむき出しで割れてしまったら、カメラ本体を買い替えなければならず、大きな出費となってしまいます。
カメラへの給電方法
最近はバイクにUSBコネクターを取り付けている方も多いと思います。主にスマートフォンをハンドルにマウントして給電しています。
アクションカメラもケーブルをつないで給電する方法もあります。予備バッテリーを用意しておくと電池切れに対応できます。
でも、急にバッテリーが切れてしまう可能性がありますので、ご注意ください。
動画編集ソフト
モトブログの撮影を終えたら、今度は動画の編集作業に取りかかります。初心者でも扱いやすいソフトもあります。無料版でいろいろと試して自分に合うのを決めるとよいでしょう。
私はモトブログを始めた当初、Wondershare Filmoraで動画編集作業をしておりました。だいぶ作業に慣れてきたら、今度はAdobe Premiere Proを利用するようになりました。
Windows利用の場合 ※金額変動あり
Adobe Premiere Pro:プロレベルの編集可能 年間利用料26,160円 毎月払い3,480円
Power Director:国内№1の編集ソフト初心者にも扱いやすい 通常版16,980円
Wondershare Filmora:初心者向き編集ソフト DVDパッケージ版8,483円※DL版は記事下の広告もご覧ください。
Mac利用の場合
Final Cut Pro YouTuberの利用者が多い。36,800円
モトブログに必要なカメラや機材は、必ず用意しなければ始められません。
アクションカメラを選ぶ際には、ネットの評価だけでなく、家電量販店等に行きましょう。実際に現物を見て触って操作して、店員さんにいろいろと話を聞いて情報を入手してみましょう。
どれが自分に適したカメラなのか、後悔せずに決めてください!
私もネットの評判を確認したり、量販店に何度も足を運んで、リサーチしました。
その結果、最終的にGoProかSONYハンディーカムで迷いました。最終的に決め手となったのは、比較映像を見て、GoProのハイパースムース機能の方が、見ていて安定感があったため、GoProに決めました!!
また、GoProはアクセサリー類も豊富にあるので、撮影シーンに応じてアクセサリーも選べる点も決めてのひとつです。
自撮りをメインとするならば、手持ちのスマホの動画機能を利用すれば事が足ります。
でも、モトブログに限らず、動きのある動画(サーフィン、スキー)を撮ってみたければ、アクションカメラはマストアイテムです。
あなたの希望を叶えてくれるものを後悔のないよう選んでみてください。
どのように撮影すればよいのか
モトブログを撮影する際には、以下の4つの方法があります。
出典:https://www.amazon.co.jp/
取 付 方 法 | 取付可能カメラ |
①ヘルメット前面の口元付近にマウントする。(ヘルメットマウント) | GoPro ※注1 |
②ヘルメットのどちらかのサイドにマウントする。(サイドマウント) | SONYアクションカム、GoPro ※注2 |
③首にアクセサリーをして取り付ける。(ネックマウント) | GoPro (スマホ対応アクセサリーあり) |
④ハンドルバーにクランプを取り付ける。カメラの機種によっては取り付けられないこともあります。 | GoPro、SONYアクションカム、DJI OSMO Action、 Insta 360 ONE R |
補 足 説 明 | |
※注1 フルフェイスのヘルメットでなければ、取り付けは不可能です。 | |
※注2 フルフェイスヘルメットの方がほとんどです。(主にSONYアクションカム)ジェットヘルメットでも取り付けは可能ですが、あまり見かけたことはありません。TRYしてみたい方は自己責任でお願いします。 |
まずは、あなたがやってみたい方法でアクションカメラを体験してみましょう。どのカメラを購入したいのか迷っている場合、レンタルという方法もあります。試し撮りしてみて、気に入れば購入することも可能です。
カメラの画角調節の不備や外部マイクの付け忘れなど撮影の失敗は多々あります。
でも、失敗を重ねるほどモトブログ撮影での失敗は減り、納得のいくクオリティの高い動画撮影ができるように進化していくことでしょう。
アクションカメラのアクセサリー類は、メーカーの純正品だけでなく、社外品も含めて種類が豊富です。どういう映像を自分は撮りたいのか、それに併せてアクションカメラの利用方法も考えておきましょう。
動画を撮った後の編集作業はどうすればよいのか。
アクションカメラで撮影した動画は記憶媒体に記録されています。きちんと撮影されたかどうか必ず確認してみましょう。
動画記録データをパソコン内部に取り込みましょう。
取り込んだデータを編集するため、動画編集ソフトを使って作業を行います。
動画編集ソフトを立ち上げる → 必要のない部分をカット → テロップを入れる → BGM、効果音の挿入→ 書き出し
もし、撮影ができてなかったら、カメラの操作方法、電池切れのバッテリー使用、記憶媒体の挿入忘れなど、失敗した原因を把握しておきましょう。
失敗は成功の基です。次回は、きっといい動画撮影ができることでしょう。
初めて動画編集作業する方にとっては、「プロがやるような編集作業は難しくて無理かもしれない」という先入観や不安感をお持ちかと思います。
私も動画編集など全くのド素人で一度もやったことがありませんでした。
しかしながら、同じ編集ソフトを持っている方のブログやユーチューブを参考にしながら、毎日少しずつ編集作業のやり方を真似て継続的に練習してみました。
少しずつ編集が出来るようになってくるにつれて、動画編集に対する不安感も払しょくされ、どこかのタイミングで編集作業が楽しいものに変わってくることと思います。
編集作業が楽しくなってくるのと同時に、モトブログ動画の撮り方も上達することでしょう。
そして、YouTubeで広告収入を得られる4つのハードルを越えられるように信じて動画をアップし続けていきましょう!
①直近12ヶ月の総再生時間4,000時間以上
②チャンネル登録者数1,000人以上
③年齢18歳以上
④広告掲載に問題のないコンテンツか否か
まとめ
モトブログ撮影を始めるには、専用のアクションカメラや必要な機材等準備すれば、誰でも簡単に始められます。
現在ゴープロ12が最新型として発売されております。安く手に入れられて、細かいクオリティにこだわらなければ、ゴープロ9~11でも問題なく満足できると思います。
モーターサイクル(二輪車)のヘルメットにカメラを付けたり、ハンドルに固定したり、首からぶら下げたりして、ライダー目線に近い形でモトブログ動画を撮って楽しみましょう。
撮影した動画をパソコンに取り込み、動画編集ソフトを使って作業を行います。
動画編集ソフトは「Filmora(フィモーラ)」を使用していました。動画編集というと躊躇してしまいますが、はじめの一歩を踏み出すには最適なソフトだと思います。
現在は「Adobe Premiere Pro」に変更し、動画編集をしております。やはり「Filmora(フィモーラ)」で作業していたため、拒否反応もなく入り込めた感じです。
初心者でも少しずつ編集作業や機能に慣れてくれば、楽しみながらすることができます。