2020年以降、日本は新型コロナウィルスの感染者が爆発し、世界全体も新型コロナウィルスに侵されて経済活動が完全に麻痺してしまいました。
観光、旅行業界は大打撃を受けたことはいうまでもなく、クルマ業界においても半導体不足の影響から、新車が欲しくてもすぐに買えない時代がついに到来!!
また、その余波(クルマが欲しい人、買い替えたい人)が中古車市場へ流れ込んできたため中古車価格が急激に高騰しているのが実情です。
これから新車に買い替えたい方、中古車に乗り換えたい方は、是非参考にしてあなたのカーライフを楽しいものにしていってください。
クルマ市場の現状はどうなっているのか
コロナ禍によって、人との接触を避ける移動手段として、またパンデミックでクルマの需要が一気に増えた結果、新車や中古車を含めどちらも在庫不足に陥っている状況です。
新車を発注したとしても、半年もしくは1年以上も待たなければ、手に入らない状況にあるのが、日本の自動車業界の実情のようです。
下の表は2021年度の新車販売台数(外車を除く)をまとめたものです。2011年以来450万台割れで3年連続マイナスとなりました。供給の遅延が販売に大きく影響した数値となりました。
出典:日刊自動車新聞
ならば、程度の良い中古車ならすぐに手に入れたいと思うのが人間の心理ですよね。
そこで、新車をすぐに手に入れられないユーザーが中古車市場へ流れた結果、中古車の販売価格が高騰しました。
この中古車価格高騰の最中にクルマの売却を決断したオーナーには大なり小なり利益をもたらす結果となりました。
一方、海外を見てみると、2021年6月には、アメリカの大手銀行4社が、焦げ付いた自動車ローンの損失金額を補填できたことを発表。これは実に20年ぶりに達成しました。
ですが、銀行側も、この状態がずっと続くとは考えていないようなので、今後数ヶ月間で中古車の市場価格は少しずつ下落していくだろうと予測されています。
日本国内でもアメリカと同様、市場価格の下落時期はじわじわやってくるものと予想されます。
ガソリン価格の高騰も影響あり
2020年コロナ禍以降、ガソリン価格が高止まりになっている理由として、新型コロナウィルスのワクチンが普及したことが挙げられます。
また、ロシア・ウクライナ戦争により原油等の価格に大きな影響を及ぼしています。
停滞していた経済活動が動き出す流れの中、原油の需要が高まったものの、産油国はコロナウィルス感染の再拡大を懸念し、大幅な増産には慎重になっています。
なので、供給よりも需要の方が高まり、かつ原油の調達コストが高くなったことでガソリン価格が値上がりしているのが現状です。
出典:時事ドットコム(https://www.jiji.com/)
2023年2月1日時点、依然として高止まり傾向が続いています。全国のガソリン店頭現金小売価格はレギュラーで168.1円/L、軽油148.3円/L、灯油111.2円(2,002円/18L)の状況です。引用:資源エネルギー庁発表 石油製品小売市況調査2/1 14時公表資料
このガソリン価格高騰の波を受け、燃費のよいクルマやEVへの乗り換え需要が加速している流れはあります。
その結果、高年式で程度の良い車両(特にSUV)は供給不足なので、売却(買い取り)価格が高くなるといった構図が出来上がっていったのにはそう時間はかからなかったようです。
クルマの価値(金額)を知ることが第一歩
現在クルマを所有しているオーナーは、まず、あなたのクルマの価値を、カーディ-ラーで下取り査定もしくは買取専門店で査定をしてもらいましょう!
愛車の価値(金額)が今どれくらいなのか現状を把握することが最も重要です。
各メーカーの新車ディーラーでクルマを下取りしてもらうよりも、買取店で査定してもらう方が、売却金額は高くなる傾向があります。1円でも高い金額を提示してくれる複数の業者をピックアップしてみましょう!
実際、私の経験上、両社で下取り査定や買取査定を行って比較検討したところ、買取店での査定額の方が愛車の売却額が高いことが把握できました。
また、査定結果の金額にあまり差がない場合や新車ディーラーと買取店で各々の手続きが面倒である場合には、ワンストップ(1カ所)で処理対応を依頼して済ませると、とにかく楽ですし、あなたの貴重な時間の有効活用もできます。
とにもかくにも、クルマの価値(金額)がどれくらいなのか、「即座に行動」してみることが何より肝心です。
以下、私の作成した動画をご参考にして愛車の価値を把握して、高額査定を勝ち取りましょう!他では教えていない、マル秘テクまでこっそり話をしちゃっています。ご覧ください。
新車購入を検討している方
新車を購入したい場合、鉄則は、決算セール前までに契約を済ますことが鉄則だと言われております。
俗に言われている決算月(3月・9月)は新車販売のカーディーラーにとって、販売台数のノルマを達成する重要月なので、大幅値引きを獲得できるチャンスが高くなります。
実際には、決算月の2~3ヶ月前より商談を開始し、決算月に合わせて納車する流れが一般的でした。
でも、コロナ禍においては、大きく事情が違ってきました。
なぜならば、世界的な半導体不足やコンテナ不足による海上輸送の乱れ(かなり改善傾向)により完成車(新車)が販売店に届かない状態が依然続いています。
そのため、新車契約を締結したとしても、各ディーラーや車種によって若干差はありますが、最低3ヶ月待ち、場合によっては1年待ちという異常事態になっているのが実情です。
また、車種によっては、受注ストップや抽選販売を採用するというユーザーにとっては納得いかない事態も起こっています。
果たして1年も待って、突然カーディーラーから納車の連絡をもらったとしても、ユーザーとしては契約したことすら忘れているかもしれません。新車が納車されるまでのワクワク感、ドキドキ感はすっかり薄れてしまっていることでしょう。
コロナ禍が徐々に収束してきたとはいえ、どうしても新車を購入したい方は、現状の流れを念頭に入れた上で、カーディーラーに立ち寄って、セールスと納得いくまで十分な情報交換をしてみてください。
納車まで最長1年も辛抱強く待てる方は、ぜひトライしてみてください。
中古車購入を検討している方
新車が在庫不足に陥っている反面、活況を呈しているのが中古車市場です。実態はどうなのでしょうか。
新車同様、決算月前の週末ともなれば、大型店を中心にスタッフを増員してまで、来店客へ細かな応対をしてくれる販売店は少なくありません。
でも、特に気を付けるべき点は、冒頭でもお伝えしたとおり、中古車の販売価格が高騰しているものの、果たしていつまで続くのかどうか全くわかりません。
特に、SUV車ブームもあり、高年式で程度の良いクルマを中心に買取額が通常より20%以上(場合によって30%以上)も高騰している車種もあります。その反面、販売価格にもその分が上乗せされた形で店頭販売されています。
新車は欲しいけれど待ちきれず、すぐに手に入れたい方が、程度のよい中古車(高年式の新古車)を模索し始めております。
お目当てのクルマが見つかったら、ユーザーは速攻契約してしまうようです。そのため某中古車販売ディーラーでは販売車両(タマ数)が枯渇していて、まさに売れ残りといった状況を目にすることもあちこちで見受けられます。
なので、中古車市場の在庫も、程度のよいクルマは在庫不足に陥っています。たとえ売値が高騰していても需要が旺盛であるため、人気車種はすぐに売れてしまいます。
この波をうまく捉えてお得にクルマを買い替えたい方は、ネットで情報検索して、お目当てのクルマがあれば、迷わずにまずは中古車販売店に足を運んでみましょう。
特に年明け以降、3月にかけて販売価格が、強気な価格設定となっていることを忘れずに展示場に向かってください。
つまり、希望のクルマをどうしても手に入れたい方は、即決する心構えで試乗してみて、セールスマンとじっくり交渉してみてください。
躊躇して決定までに時間がかかるとお目当てのクルマが他の人の手に渡ってしまう可能性大です。
店舗査定と出張査定のメリット・デメリット
クルマの査定方法には、主に2つの方法があります。(ネットオークション販売等除く)
1番目は「出張査定」です。インターネットから一斉に複数の買取り店へ情報等を発信して、出張買取査定を申し込む方法です。
2番目に「店舗査定」です。買い取り店にクルマを持ち込んで、査定をしてもらう方法。
面倒ならば、出張買取りを選択し、店舗で査定を希望したい方は、買取店へ直接愛車を持ち込んで査定してもらいましょう。
ただし、どちらもよいことばかりではなく、手間と労力と時間はかかります。
出張買取の場合、自宅に買取り業者の査定士に来てもらうために日時を指定します。複数社へ依頼した場合、いっぺんに日時を指定して手配するか、時間をずらして依頼するかを決定しなければなりません。査定終了後は買取価格のヒアリングは個別に時間を取られます。
一方、買取店へ直接クルマを持ち込んで査定する場合、自宅から買取店までの往復の時間とガソリン代は自腹になります。道中交通事故に遭遇したとしても、自己責任です。
あらかじめ決めた店舗でのみ、査定額を判断したい方、出張買取が苦手の方、自宅に査定士を呼びたくない方にとってはこちらをおすすめします。
あなたにとって、マッチしている査定方法を選択して、いますぐ行動をおこして高額査定を勝ち取ってください。
■おすすめの出張買取り一括サイト
サイト名 | 運営会社 | 公式サイト |
カーセンサー | リクルートホールディングス | https://www.recruit.co.jp/ |
ナビクル | 株式会社エイチームライフスタイル | https://life.a-tm.co.jp/ |
ユーカーパック | UcarPAC株式会社 | https://www.ucarpac.co.jp/ |
一括査定サイトに申し込んで複数社からの電話応対でお悩みの方は、以下の2つのサイトなら1社のみで対応してくれます。交渉が苦手な方にもオススメです。
この異常な状況が続いているうちに、買い替えたいと思っている方は、とにかく動いてみましょう!いまならまだ間に合います!
■おすすめの買取り店舗
店舗名 | 運営会社 | 公式サイト |
ビックモーター | 株式会社ビックモーター | https://www.bigmotor.co.jp/ |
ラビット | 株式会社ラビット・カーネットワーク | https://www.e-rabbit.jp/ |
ガリバー | 株式会社IDOM | https://221616.com/ |
私がピンポイントで利用させていただく時には、真っ先にガリバーへアクセスします。
新しい売却方法や賢いカーリースやサブスク
これまでは愛車を高く売る方法として、出張買取、店舗査定といったメジャーな方法以外にも高く売る方法があります。
それは、「ガリバーフリマ」というサイト上に、あなたの愛車の写真や車歴とともに、販売価格も自ら設定して掲載して購入者を探す方法もあります。
以前、私もこのサイトを利用したことがあります。
このサイトのメリットは、売りたいユーザーと買いたいユーザーと価格がうまく合えば、買取店での査定金額よりも、高額販売の可能性があるという点が最大の魅力です。
もし、希望金額で双方合意できたら、サイトの運営者側へ手数料(売却額の数パーセント程度)を支払えば、面倒な手続きや売却代金の入金等すべてお任せできちゃいます。
ただし、愛車をサイトへ掲載するには条件があります。詳細は下のバナーを気軽にクリックしてご確認ください。
一方、クルマを頭金0円で!しかも車検/保険料などすべてコミコミの月額定額で持つことができちゃいます。クルマ定額カーリース分野で日本マーケティングリサーチ機構で3部門№1を獲得!!
いつものカーディーラーではなく、好きなクルマをカーリースで乗るという選択も今の時代アリかもしれませんね。
また、いま話題のクルマのサブスクリプション「定額ニコノリパック」!月々5,500円からのクルマがもらえるカーリース★もちろん、頭金0円、車検、自動車税、メンテナンス費用も月々の定額料金に含まれています。
なんと契約終了時には”クルマが自分のモノ”にできちゃいます。これはスゴい!!
まとめ
コロナ禍で今までのようにスムーズに好きなクルマを買い替えることが困難な時代になってしまいました。
半導体不足と言われても、新車在庫の慢性的な不足、中古車価格の高騰といった現象が、果たしていつまで続くのかは誰にも分かりません。
そんな中、現状考えられる選択肢としては、4つしかありません。
①新車を買って(契約)納車まで我慢して待つこと
②多少高くても納得した中古車へ買い替えること
③現在の愛車を乗り続けること
④カーリースやサブスクを利用して新車を手に入れること
いずれにしても、最終的に判断を下すのは、あなた次第です。
現在の市場動向を見る限り、一部メーカーの新車納期が早まっているもののいまならお得に愛車を買い替える最大のチャンスかもしれません。
私自身も2022年1月初旬、新車購入から約3年乗った国産車を今回は複数の買取店で査定してみたところ、通常査定金額よりも数十万円も利益(得)が出たことには驚愕でした。
その後、一番高い買取店で愛車を売却し、今回も新車購入の契約に踏み切りました。
案の定、納車までには新型コロナウィルスの感染拡大の影響もあり約4ヶ月待ち状態(汗)どうやらオーダーしたクルマを確保できたため、当時はこれでも納車は早い方でした。
今回は”クルマのない生活”を経験することも滅多にないので、”クルマのない”ライフスタイルをいかにして楽しもうかと試行錯誤しました。
2022年度はこの異常な状況は続いておりました。2023年は徐々に改善へ向かうものの、コロナ以前に戻るのは難しくまだ時間がかかるものと思われます。
クルマの買い替えが気になっているのなら、まずは愛車の査定をして、その価格(価値)をを把握しておくことが、最も重要です。
毎年1月中旬から約1ヶ月間が、愛車の高額査定を勝ち取れる絶好のチャンスです!
さあ!あなたも愛車の高額査定へ向けて早速スタートを切ってみましょう!